発明情報
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KALA修飾脂質膜からなるリポソームを用いた核酸ワクチン技術
(樹状細胞の活性化能を併せ持つ細胞内核酸導入用ナノ粒子)
詳細ダウンロード概要
・免疫細胞、特に抗原提示作用を有する樹状細胞内に抗原性タンパク質をコードする核酸を導入することできれば、樹状細胞内で核酸から転写翻訳されたタンパク質を樹状細胞表面に抗原提示させることができ、生体はそのタンパク質に対する免疫を獲得することができる。つまり、樹状細胞の表面にがん細胞特異的な表面ポリペプチドを提示させれば、該ポリペプチドに対する免疫を獲得させる悪性腫瘍の免疫療法となる。
・発明者は、樹状細胞内に核酸を高効率で送達する技術として、核酸をリポソーム内に封入する技術及び核酸をリポソーム表面に保持した技術を開発した。発明者
元大学院薬学研究院 秋田英万
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マウス気管内挿管用補助具 詳細ダウンロード
概要
・マウスを用いる動物実験において、気管内挿管を介した麻酔ガス吸入による全身麻酔を施行する場合が増加している。
・マウスは、そのサイズが極めて小さいため、気管内挿管による気道確保は容易でなく、高度な熟練度や、高額な装置が必要とされている。
・発明者らは、マウスの気管内挿管をする際の補助具を開発した。本発明によれば、初心者でも容易、迅速、かつ確実に施行することが可能であり、マウスに不要な苦痛を与えることもない。発明者
大学院医学研究院 西野卓、神久予
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DNA結合分子を用いた選択的DNAメチル化阻害 詳細ダウンロード
概要
・DNAの異常な高メチル化は、特に遺伝子の発現調節部位であるプロモータ領域において生じると、遺伝子の転写抑制を引き起こす。そして、がん抑制遺伝子のプロモータ領域におけるDNAの異常な高メチル化は、大腸がんなど多くのがんにおいて発がんの重要な原因となっている。
・がんの治療戦略として、がん抑制遺伝子の発現を向上させるために、高メチル化された遺伝子領域のメチル化を選択的に低下させる手法の探索が求められている。
・発明者は、DNA結合分子を用いた選択的DNAメチル化阻害方法を開発した。発明者
大学院医学研究院 金田篤志
検索補助ワード
DNAメチル化阻害、癌
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抗線維症剤およびリン酸化Smad核内移行阻害剤 詳細ダウンロード
概要
・特発性肺線維症の罹患率は10万人に10~20人程度といわれているが、潜在的な患者数はその10倍以上だと推定されている。本疾患の原因は未だに不明であり、治療法も確立されておらず、わが国の難病に指定されている。
・従来の治療薬であるピルフェニドン、ニンテダニブでは、十分な治療効果が期待できず、新たな治療薬の開発が望まれている。
・発明者は、グルコシルセラミド又はラクトシルセラミド合成酵素阻害剤により、リン酸化Smadの核内移行を阻害する、新規な抗線維化作用機構を見出した。発明者
大学院薬学研究院 中村浩之、村山俊彦
検索補助ワード
SMAD、SMAD
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ニーマン・ピック病C型治療薬 詳細ダウンロード
概要
・ニーマン・ピック病C型(NPC)は細胞内コレステロールの輸送異常により、細胞内にコレステロールが蓄積する疾患である。従来の治療薬は、コレステロールの輸送異常を正常化する作用はないため、NPCの根本治療にはつながらない。
・発明者は、NPC細胞におけるコレステロール蓄積に対するセラミド-1-リン酸生成阻害剤の効果を見出した。これに基づき、セラミドキナーゼ阻害によるコレステロール輸送異常の改善を作用機序とする新規のNPC治療薬の開発を目指している。発明者
千葉大学大学院薬学研究院 中村浩之、村山俊彦
検索補助ワード
ニーマンピック、NPC
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結晶質薬物のナノ粒子化技術 詳細ダウンロード
概要
・薬物のナノ粒子化は、難水溶性薬物の溶解性や薬物の体内への吸収割合を示すバイオアベイラビリティーを改善する方法の一つである。
・従来法である乾式粉砕法、共沈法等には、連続式でないために大量生産が困難、有機溶媒の残存、乾燥工程の必要性等の問題があり、実用性が不十分であった。
・発明者は、加熱溶融混練装置を用いて、特定の組成比の結晶質薬物と水溶性高分子を、特定の温度で加熱混練することで、薬物のナノ結晶を調製する方法を開発した。当該方法によれば、従来技術の問題点を克服することができ、また、これまでナノ結晶化が困難であった薬物にも対応し得えて、簡易に、かつ、連続的に薬物のナノ結晶を調製することができる。発明者
大学院薬学研究院 東顕二郎、森部久仁一
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唾液腺再生医療を目的とした唾液腺細胞の初代培養技術 詳細ダウンロード
概要
・重症口腔乾燥症の新規治療法として唾液腺再生医療の研究が盛んに行われているが、実用化には程遠いのが現状である。理由としては唾液腺細胞の初代培養が非常に困難である事が挙げられる。
・発明者は、唾液腺細胞の初代培養と長期機能維持を可能とする培養方法を開発し、唾液腺再生医療の実用化に向けて研究を進めている。発明者
大学院医学研究院 丹沢秀樹