千葉大学 未来医療教育研究機構

ご挨拶|機構について

未来医療教育研究機構 あいさつ

千葉大学の亥鼻キャンパスには、医学部、薬学部、看護学部及びそれぞれの大学院と附属病院、真菌医学研究センター(共同利用・共同研究拠点)、未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点(cSIMVa)などが結集し、最先端の医学研究や次世代を担う医療人育成のための理想的な環境が備わっています。この環境の中で、私たちは“次世代対応型医療人の育成と「治療学(疾患治療の理論的背景を明らかにし、その知見に基づく新規治療法の開発を系統的に研究し、実践する学問)」拠点創生のための亥鼻キャンパス高機能化構想”を掲げ、次世代の多様なニーズに応えるとともに、豊かな健康長寿社会と安全・安心な社会の実現を支える医療人の総合的な育成を目指しています。千葉大学未来医療教育研究機構(以下、未来医療機構)は、この構想を実現するための司令塔として重要な役割を担っています。未来医療機構は、研究活動に関するガバナンス改革を進めるとともに、研究の経済的自立を推進し、若手研究者、研究医、外国人研究者が活発に研究活動を行うことのできる魅力的な研究環境を提供します。

未来医療機構は、2023年度から本学において本格始動した「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」においては、ヒト免疫疾患治療研究・開発センター(cCHID)および次世代in vivo研究探索センター(cNIVR)の取り組みを強力に支援し、亥鼻キャンパス全体の治療学研究の推進に寄与します。また、学術研究・イノベーション推進機構(IMO)と緊密に連携し、URAをはじめとする研究開発マネジメント人材による外部資金獲得等に向けた各種支援や研究成果の社会実装に向けた支援にも注力します。

関係各位におかれましては、未来医療教育研究機構の活動にご理解を賜り、引き続きご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

国立大学法人千葉大学 未来医療教育研究機構 機構長
中島 裕史

中島 裕史